8月仏サービスPMI改定値は55.4に上昇 速報値からは下方改定(ロイター)

[パリ 5日 ロイター] - IHSマークイットが5日発表した8月の仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.4と速報値の55.7から下方改定されたが、7月の54.9から上昇した。

景況感の改善と悪化の分かれ目の50も大きく上回った。

製造部門とサービス部門を合わせた8月の総合PMI改定値も54.9と、速報値の55.1から下方改定されたが、7月の54.4から上昇した。

IHSマークイットのトレバー・バルチン氏は「8月はサービスセクターにおける新規事業と雇用が共に一段と上昇した。ただ、サービスセクターの景況感を示す指標が19カ月ぶりの低水準に落ち込んでおり、長期見通しに対する楽観的な見方は後退している」と述べた。